老後も安泰な看護師という職業

看護師はそもそも年収が高く、貯蓄や投資もしやすい職業です。
ですから、若いうちから浪費をせずにいたなら、定年までには大きな蓄えができていることも珍しくはありません。
中には、男性に負けないくらいの貯蓄をしている人もいるようです。
また、看護師の場合は福利厚生もキチンとしていますから、大きな支出をする必要も少なく、住宅手当などが支給される病院であれば、それだけでも他の職種よりは収入が安定しやすいようです。

また、看護師として一つの病院に長期的に勤務し続けていた場合、退職金をもらえますが、その金額は他職種と比較しても勝るとも劣りません。
これだけでも定年後は安定しそうですが、さらに厚生年金も受け取れるようになりますので、老後は十分生活をしていけます。

しかし中には、看護師という仕事に生きがいを感じている人もおり、そのような人は退職後も現役を続ける傾向にあります。
看護師の資格は一生ものですから、シビアな現場でない限り高齢でも務まるからでしょう。
また、医療現場でもキャリアが豊富な看護師の存在はありがたく、終末医療の現場や新人看護師の教育に力を入れている病院では重宝されます。
看護師は、高齢であっても選択肢は少なからず用意されており、「生涯医療の現場で働きたい!」と思えば、そのチャンスを手にすることは難しくないのです。
そのため、生涯を通して長く活躍できる仕事をしたいと考える人にとっては、看護師という仕事は非常に魅力的だと言えるでしょう。